

こんな方におすすめ
- ワークアウェイって何?
- 国内外問わず安く泊まれる場所を探しているんだけど…
- 住むまでいかなくても、いろいろな土地を体験する機会が欲しい
Contents
ワークアウェイって何?働く代わりに泊まれるの?
ワークアウェイとは、働くことで宿泊施設を提供してもらえるサービスシステムです。世界中で活用できます。
「workawayer」・・・1日数時間、ボランティアとして労働力(家事や子どものお世話、農産物など様々)を提供する
「host(owner)」・・・宿泊場所と食事を提供する
ホストは手助けを必要としており、ワークアウェアーは安価で滞在できる場所を必要としているので、双方の関係がwin-winに成り立つことでお互いにメリットを受けることができます。
どんな仕事内容なの?
世界中のホストが様々な仕事を必要としています。
・ガーデニング
・料理や買い物
・農業
・エコプロジェクトの手助け
・家の掃除
・語学学習の手伝い
・子どものお世話
・動物や家畜のお世話
・経営しているゲストハウスの掃除
・建物の修復
などなど、時間帯やお休みの日などはホストによって違います。
場所や仕事内容、宿泊施設の様子などはもちろん場所によってそれぞれ違うので、事前のリサーチがかなり重要になってきそうですね。
どうやって良いホストを見極める?
1番は「feedback」(口コミ)で見極めます。
数が多かったり、更新日時が新しかったりすれば、より信用度が高まります。
2番は「replay rate」(返信率)
90~100%あれば安心です。
どれだけ丁寧に対応しているかを見ることができます。
3番は「last activity」(最後にワークアウェイのページをチェックしたのはいつか)
すごく古いと返信が返ってくる可能性は低いですね。
費用はどのくらい?
登録にはお金がかかり、年間で44$(約5000円)必要になります。
今回わたしは留学に行く前の「英語力向上」を目的として、英語学習にも最適なのではと思い、利用してみました。
どこのワークアウェイに参加したの?
海外に行く前に「日本でも海外のような雰囲気を感じれるところに滞在したいな」と思ったので、外国人のホストを探し、ヒットしたところがこちら
時期 6月7日~21日
場所 福岡県糸島市
仕事内容 ガーデニング
仕事時間 月~金のみの6時から12時
部屋の様子
体験談
仕事内容は?
今回わたしが利用したのは農場の手伝い。
雑草を抜いたり水やりをしたり野菜の種を蒔いたり…
これが結構体力的にきつかったです。他にもビラ配りに行ったり、ホストオーナーに日本語を教えたりする日もありました。
実際利用してみてどうだった?
これがとても良かったです!!
「英語上達」には間違いない場所でした。
外国人に囲まれる生活は、国内でも努力次第で手に入れることができる、そう確信した日々でした。
体感して身に沁みついた英語は離れがたく、教わってる感じがしないまま自然と身に着けることができました。
学校や会社では知り得なかったことが知れる、旅や国際交流の醍醐味はいつもここにありますよね。
我慢が必要なことも
とは言え
「ここは我慢しなきゃいけないな」と思ったところが2つ
まずは汚いこと
靴を脱いだり履いたりする習慣のない外国人と一緒だと床は常に砂っぽく、寝るとき以外は常にスリッパを履いていました。それでも少しドロドロするくらい…。
次に虫が多いこと
わたしは虫が苦手なのでかなり苦戦しました。蚊の多さに辟易し、虫よけスプレーは使い果たしてしまいました。部屋はまだしも、リビングや洗面所にまでクモが…みんながいたから大丈夫だったけれど、ひとりでは絶対に住めません。
また、ワークアウェイは出入りも激しく、ワークアウェアー同士やホスト(オーナー)との関係性も非常に快適さを左右するそうです。
必要な持ち物
わたしがいつも愛用している旅行用持ち物リストに加え、ワークアウェアーとして参加する際には以下の物も必要になってくることが分かりました。
・自分用コップ
・ゴミ袋
・かっぱ(あれば)
・ハンガー
・日本食(インスタント味噌汁など恋しくなります)
・爪切り
・ファブリーズ
・虫よけ、かゆみ止め
・スリッパ
まとめ記事はこちら
覚えておいた方が良い英文フレーズ
基本的な英会話はできるものの、以下の英語は「覚えててよかった」と思えるフレーズだったのでご紹介します。
・「Anything OK」
「昼ごはん何にする?」とか「まだ作業続ける?ご飯作る?」とかの質問に「どっちでも良い」「何でも良い」という意味で「エニシングオーケー」よく使ってました。便利。
・「one more please?」
相手の言ってることがよく聞き取れないとき、もう一度言ってほしいとき、「ワンモアプリーズ?(もう一回お願い)」とよく聞き返してました。大抵これだけでもう少しゆっくり言ってくれようとします。
・「how do you spell that?」
聞き取れなかったところで、もう一度ゆっくり言い直してもらったところで、そもそも初めて聞くフレーズの場合は「ハウドゥーユースペルダット?(スペル教えて)」と聞いてその単語自体を調べていました。
・「You mean...」
何を言っているのか何となくしか分からない、そんなときは「ユーミーン~(あなたは~を意味しているの?)」と言って、相手の伝えようとしていることと自分の思ったこととをすり合わせました。間違っていたら分かりやすい別の表現で言い直してくれます。
まとめ
海外に長期滞在する場合には絶対に利用したいワークアウェイ。
わたしのように
・日本でネイティブスピーカーに囲まれて生活してみたい
・できるだけお金はかけたくない
・留学出発まで時間がある
の他にも、
・安価で滞在できる場所が欲しい
・その土地ならではの生活を体験をしてみたい
という方にとっても利用には打ってつけのサービスであることが分かりました。
また、外国人たちもそもそも日本の文化を知りたくて日本に来ているので、日本人が来ることは喜ばれました。
今回泊まったときのメンバーは非常に愉快で楽しく、毎日笑って過ごせたことは最高の思い出です。
また、違う文化を体験したり、経験値を上げたりする意味でも利用してみてはいかがでしょうか?
以上、わたしのワークアウェイ体験談でした!